足底の痛み

こんにちは久保田です。
昨日のことですが、歩いているときに左の足の裏側が急に痛くなってきました。
たまに痛くなるときはあったのですが、昨日は一歩一歩顔を歪めるくらいの痛みでした。
足底腱膜
足の裏側には足底腱膜という名前の組織が足底全体を覆うように付いています。
この足底腱膜は足に荷重がかかるときに、負荷を軽減してくれるクッションの役割をしてくれています。
足首の動きが悪かったり、脚全体の使い方が偏っていたりなどの理由で足底腱膜のある一部分に負荷がかかり続けると、その部分に炎症が起き痛みが生じます。
これが足底腱膜炎という疾患です。
昨日の僕は足底の土踏まずの部分が痛みました。
歩くだけでも痛みがあり、とはいえ歩かないわけにもいかないので治療院に着いてすぐ鍼をしました。
こういうときに「整動鍼」がとてもよく効きます。
足底の痛みに効くツボ
足底に痛みがあるときにその部分を揉んだりしてもあまり効果がありません。
また足底に鍼をすると激痛が走るため、直接鍼治療をするわけにもいきません。
ではどうするのかというと、足底の張りを緩めるツボに鍼をします。
そのツボはふくらはぎやスネの内側などに存在します。
昨日の僕の痛みはスネの内側にあるツボが原因でした。
触診をして原因となっているツボを特定してそこに鍼をすると一瞬で足底の痛みが消え固さも緩んでいました。
やはり整動鍼はすごいです。
鍼をしたあと歩いてみると痛みのあった左より右の方が張っているように感じるくらいになっていました。
ここで右の張りも追いかけて治療してしまうとあまり良くないので一旦そこで終了です。
あれだけ痛みがあったのにそれ以降はまったく痛みが出てきませんでした。
原因に対して治療することの重要性を再認識できました。
痛みのある足底を直接マッサージしていても、おそらくすぐに痛みが戻ってきていたと思います。
足底の痛みは歩行で負荷がかかってしまうので、結構長引く人が多いのですが原因となっているツボに鍼をすると早く治癒することができます。
足底の痛みでお悩みの方はぜひ鍼治療を受けてみてください。
悠身堂鍼灸整体院
電話でご予約
06-6720-8830
*完全予約制
悠身堂鍼灸整体院 院長の久保田です。
高校生の時にケガをしたのをきっかけに治療や運動療法に興味を持ち、今の仕事を志し、鍼灸師になってからは大阪の鍼灸院、整骨院で年間約5000名の患者さんの施術を行ってきました。
色々な情報や身近で起こったこと、気になることなどを書いていきたいと思います。