鍼で腰方形筋を緩める

こんにちは久保田です。
世の中には腰痛でお困りの方がとても多いです。
立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢が続いたり、前かがみになったり腰をそったときなど日常生活のあらゆる場面で腰痛は出現します。
今日はそんな腰痛治療で重要な腰方形筋を鍼で緩める方法について書いていきます。
腰方形筋の場所
腰方形筋は腰の後ろというよりどちらかというとやや外側についている筋肉で、体の奥の方に存在しています。
この筋肉は一番下の肋骨から骨盤までついていて、体を横に倒したりひねったりと腰のありとあらゆる動きに関与しています。
そのため、非常に緊張しやすく腰痛の原因となりやすい筋肉です。
特に急に痛くなった腰痛ではなく、かなり慢性化した腰痛がある場合はほとんどのケースでこの腰方形筋が固くなっています。
なので慢性化した頑固な腰痛を改善するためには、腰方形筋を緩めることがとても重要になります。
腰方形筋を緩めるツボ
では腰方形筋を緩めるにはどこに鍼をすればいいのでしょうか。
もちろん直接筋肉の固い部分に刺しても緩むのですが、大抵はそこが固くなっている原因ではないため、すぐ固い状態に戻ってしまいます。
腰方形筋はお尻や手のツボと連動しています。
お尻や手の緊張している部分を数ミリ単位で探し、そこに鍼をするとそのツボと対応している腰方形筋がすぐに緩みます。
腰方形筋が固い方は、その部分を押すとかなり痛みがありますが、対応するツボに鍼を刺して筋肉が緩むと押しても痛みが緩和されています。
そして腰方形筋が緩むと腰痛も緩和されているはずです。
頑固な腰痛でなかなか緩まなかった腰方形筋も、お尻や手に鍼を刺すだけで簡単に緩むので鍼治療は腰痛治療にかなり効果的です。
慢性的な腰痛がある方はぜひ鍼治療を受けてみてください。
悠身堂鍼灸整体院
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悠身堂鍼灸整体院 院長の久保田です。
高校生の時にケガをしたのをきっかけに治療や運動療法に興味を持ち、今の仕事を志し、鍼灸師になってからは大阪の鍼灸院、整骨院で年間約5000名の患者さんの施術を行ってきました。
色々な情報や身近で起こったこと、気になることなどを書いていきたいと思います。