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悠身堂鍼灸整体院 - 大阪府大阪市

鍼灸で便秘を解消する

" 鍼灸 "

2019年2月15日

こんにちは久保田です。

 

皆さんはこれまでに便秘でお悩みになったことはありますか?

女性の方は特に多いのではないでしょうか。

 

また便秘になったときどのように解消していますか?

  • 食物繊維を多めにとる
  • 水分をとるようにする
  • 運動をする
  • 薬を飲む

などいろんな解消方法があると思います。

 

あまり知られていないかもしれないですが、実は鍼灸治療でも便秘を解消することができるんです。

 

 

便秘の定義

まず便秘とはどれくらいの期間排便がない状態のことを指すのでしょうか。

これは学会によって多少違います。

 

日本内科学会では「3日以上便が出てない状態」「または毎日排便があっても残便感がある状態」としています。

 

それ以外にも日本消化器病学会では「排便が数日に1回程度に減少し、排便間隔不規則で便の水分含有量が低下している状態を指す」とし、日本緩和医療学会では「腸管内容物の通過が遅延・停滞し、排便に困難を伴う状態」としています。

 

いずれにせよ便秘は数日間排便がないか、あっても残便感がある状態のことと言えます。

 

 

西洋医学的な便秘の種類

一言で便秘と言ってもいくつかの種類に分けられます。

 

まず西洋医学的な分類から見ると「器質性」と「機能性」に分けられます。

器質性というのは大腸が閉塞したり捻転したりして起こる便秘なので、普段生じる便秘のほとんどは機能性便秘になります。

 

この機能性便秘はさらに「弛緩性」「けいれん性」「直腸性」に分けられます。

 

便を押し出す力が弱くなる弛緩性便秘

 

まず弛緩性便秘というのは、大腸のぜん動運動が弱くなったり筋力が低下することで、便を押し出す力が弱くなったことで生じる便秘です。

 

大腸のぜん動運動というのは、無意識下に大腸の筋肉が動き内容物を送る運動のことで、この弛緩性便秘は高齢者やお産を経験した女性に多いタイプです。

 

ストレスが引き金となるけいれん性便秘

 

次にけいれん性便秘ですが、これは心理的ストレスなどによって自律神経が乱れ、大腸のぜん動運動が強くなりすぎてしまい生じる便秘です。

 

皆さんもテスト前などで緊張するとお腹が痛くなることがなかったですか?

このタイプは下痢と便秘を交互に繰り返している場合もあります。

 

我慢癖が引き起こす直腸性便秘

 

このタイプは便が直腸にあるにも関わらず、便意が伝わらないことで生じる便秘です。

 

便意を我慢する癖があることでも起こりやすくなります。

 

 

東洋医学的な便秘の種類

それでは次に東洋医学的な便秘の種類をみていきましょう。

 

東洋医学では「気・血・水」の過不足により便秘が生じると考えられています。

 

腸に熱がこもって起こる「熱秘」

 

この熱秘はお腹にガスが溜まり膨満感や腹痛、便が硬いといった主症状があり、これ以外にイライラ、口臭、冷たい飲み物を欲しがるといった随伴症状を伴うこともあります。

 

辛いものや油っこいもの、お酒などを摂りすぎることで生じる便秘です。

 

ストレスや緊張で起こる「気秘」

 

このタイプはガスやゲップが多く便が細くてスムーズに出ず、残便感があるといった主症状があり、憂鬱や怒りっぽいといった随伴症状を伴うこともあります。

また女性では生理前に多くみられるタイプの便秘です。

 

ストレスや精神的な緊張、不安、環境の変化によって自律神経が乱れることが原因で起こります。

 

腸が冷えて起こる「冷秘」

 

このタイプは冷たい水や牛乳、生野菜、ビール、アイスクリームなどを摂りすぎて生じる便秘で、便秘の症状以外に寒がり、頻尿、お腹の冷え、背中や腰のだるさなどの随伴症状も伴うことがあります。

 

便を送り出す力が低下した「気虚便秘」

 

このタイプは過労や病後、術後、老化などにより腸の運動が低下して起こる便秘で、排便が困難で、最初に硬くあとは柔らかい便が出やすくなります。

 

息切れ、疲労感、倦怠感などの随伴症状を伴うこともあります。

 

腸の潤いが失われて起こる「血虚便秘」

 

このタイプは月経後や出産後、術後など様々な出血が原因で腸の潤いが失われて生じる便秘で、ウサギの便のようなコロコロした便、硬く出にくいという症状があります。

 

また皮膚にツヤがない、めまい、動悸などの随伴症状を伴うこともあります。

 

 

東洋医学では以上のような便秘の種類があります。

東西の違いに関わらず、まずはご自身の便秘がどのタイプなのかを知ることが便秘を解消していく上でとても重要になります。

 

 

鍼灸治療で便秘を改善する

では鍼灸で便秘を改善する方法についてみていきましょう。

 

よく鍼灸で便秘を改善するときに使われるツボは、足のスネの筋肉のところに並んでいます。

 

ここには「足の陽明胃経」という気の通り道である経絡があります。

有名な「足三里」もこの陽明胃経の中にあり、便秘によく効くツボの一つです。

 

このスネにある足の陽明胃経のツボは便秘を改善するツボとして有名なのですが、鍼灸のいいところはどのタイプの便秘に対しても効果があるというところです。

 

というのも同じツボに鍼をしても、弛緩しているものは緊張するように、緊張しているものは弛緩するように調整してくれます。

これは本当に鍼灸の便利なところです。

 

このようにツボを特効穴として利用しても効果があるのですが、もちろんこれだけでは改善しない便秘もあります。

 

こういうときにはお腹の緊張や圧痛、冷えなどを正常な状態にしなければなりません。

これも鍼灸のツボで治療することができます。

 

 

関連記事⇨鍼でお腹の痛みをとる

 

 

お腹の緊張や圧痛はそのエリアと対応しているツボに鍼をすることで、即効的にとることができます。

 

便秘に効くツボとその人のお腹の状態を正常にするツボを組み合わせていくことで、便秘は改善していきます。

 

もちろん個人差はありますが、早い方だと鍼を刺しているときに便意を感じてくる方もいらっしゃいます。

 

このように鍼灸治療は便秘という症状だけでなく、その人の体質や状態も改善していける治療です。

 

これまで薬を飲んでも便秘がなかなか改善しなかった方、一度鍼灸治療を受けてみることをオススメします。

 

 

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この記事を書いた人

悠身堂鍼灸整体院 院長の久保田です。
高校生の時にケガをしたのをきっかけに治療や運動療法に興味を持ち、今の仕事を志し、鍼灸師になってからは大阪の鍼灸院、整骨院で年間約5000名の患者さんの施術を行ってきました。
色々な情報や身近で起こったこと、気になることなどを書いていきたいと思います。

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