大阪市東成区 – 日本古来の技術で治療する「鍼灸」と「整体」の治療院
悠身堂鍼灸整体院 - 大阪府大阪市

脈の重要性

" 鍼灸 "

2019年1月24日

こんにちは。

悠身堂鍼灸整体院の久保田です。

 

今日は脈の重要性について書いていきます。

 

 

なぜ脈を診るのか

 

東洋医学の世界では脈診と呼ばれるものがあります。

これは患者さんの脈を診てお身体の状態を把握するものです。

 

脈診にも種類があって僕がよく使うのは脈状診と六部定位脈診と呼ばれるものです。

脈状診は脈そのものの形や太さ、強さ、速さ、位置などを触知していくもので、六部定位脈診は左右の脈を6ヶ所に分け、それに五臓六腑を当てはめたもので臓腑の関係性を判断するものです。

 

この脈を診ることで患者さんのお身体の状態や症状のきつさ、治りやすさなどを判断することができます。

もちろん脈だけで判断するわけではないのですが、脈は多くのヒントを与えてくれます。

 

 

最近はあまり診てなかった

 

脈診の重要性を書いてきましたが、正直なところ最近はあまり脈を診ていませんでした。

 

というのも腹診でお腹の硬さや圧痛を診て、それをとるように鍼をしていくと身体全体が緩んでいい効果がでていたからです。なので脈を診るということがしばらくありませんでした。

 

ところが昨日主訴が肩こりと頚部を動かしたときのつっぱり感の患者さんが来られて、いつも通りにお腹を診て硬さと圧痛があるところが緩むように鍼をしました。

これでお腹が柔らかくなって身体全体も緩んでいるだろうと思い、もう一度お腹の硬さを確認しました。

 

するとお腹の硬さも圧痛もとれていませんでした。

「あれ?」と思い鍼を少し動かして刺激を加えましたが、それでもお腹は緩みません。

 

「おかしいな」と思い、そこで久しぶりに脈を診ました。

脈を診ると「弱脈」と呼ばれる脈の状態で、これは全身の循環が悪くなっていてまず最初に解決しておかないといけない問題でした。

 

すぐに血液の流れを強くして弱脈をとっていくツボに鍼をしました。

それでもう一度脈を確認すると先ほどと比べてだいぶ強くなっていました。その状態でお腹も確認するととれていなかった硬さと圧痛もとれていて、患者さんも呼吸が深くなって肩の力が抜けてきたと言われていました。

 

これで主訴の肩こりと頚部のつっぱり感がだいぶ緩和され、残ったところは一撃必殺の整動鍼と活法の「肩の凝り抜き」(最近はまっている)で仕上げ、満足して帰っていただけました。

 

お腹が緩まず一瞬焦りましたが、今回の例で脈診の重要性を再認識すると同時に、最初から脈を診ていれば余計な鍼をせず患者さんの負担も減らすことができたなと反省しました。

 

 

四診合算

 

東洋医学で四診合算という言葉があります。

問診や視診などいろんな評価をして、それを合算して総合的に患者さんのお身体の状態を判断するというものです。

 

いろんな視点や角度でみて判断しなければいけないなと改めて感じました。

これからは脈の状態も診て総合的に状態を判断しながら施術をしていきたいと思います。

 

 

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この記事を書いた人

悠身堂鍼灸整体院 院長の久保田です。
高校生の時にケガをしたのをきっかけに治療や運動療法に興味を持ち、今の仕事を志し、鍼灸師になってからは大阪の鍼灸院、整骨院で年間約5000名の患者さんの施術を行ってきました。
色々な情報や身近で起こったこと、気になることなどを書いていきたいと思います。

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